4連休明けの株式市場は前場を見る限り、連休前の良い流れを持続しています。そう遠くない時期に日経平均株価は1万5000円を回復するのではという期待感も高まってきました。銀行や不動産株の値上がりが目を引きますが、新興国への輸出で収益を向上させている企業も最近見直されています。米国発のサブプライム問題をものともせず、新興国が経済成長を続け、その恩恵を多くの日本の輸出企業が享受するという期待感があります。
さらに、新興国の成長効果が日本の個人消費関連企業の収益を押し上げていくのではないか--。そんなことを改めて感じたのは連休中でした。予定ゼロのまま5月3日からの4連休に突入し、ネットであれこれ探して1泊だけホテルに滞在することになりました。選んだのは新宿の高層ビル街にある某有名ホテル。夫婦2人で約4万円(子供は幼児なので無料でした)。自宅が東京都内にあるのにホテルを使うなんてずいぶんぜいたくという気もましたが、遠方に出かけるのと違って交通費は格安。ゴールデンウイーク中の新宿で夜を過ごすのも一興と思い立ったのです。31階にあるホテルの部屋でくつろいだり、買い物したり、付近を散歩したりと結構楽しめました。
宿泊客を見渡すと、外国人、特にアジア系と思しき人々がたくさんいるなあと感じました。首都圏の観光スポット、百貨店、家電量販店などに行くたびに目にする光景です。世界の中で存在感が薄れてきたと言われる日本ですが、生活水準を向上させたアジアの人々が海外旅行を考えたとき、比較的近くにある経済大国の日本は選ばれやすいのではないでしょうか。
アジア以外の地域も含む新興国の需要を成長の糧にするのは輸出企業だけではないはず。増える新興国からの渡航者の購買力を吸収して収益を伸ばし、株式市場で脚光を浴びる内需企業がいずれ出てくるはずです。(編集長・Y)
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