9月16日発売の「日経会社情報2008秋号」の編集作業が佳境に入りました。私を含む担当者は8月30、31日の土・日も出社。役立つ情報を少しでも多くお届けしたいと仕事に励んでいます。
ところで今号では8月の最終営業日、つまり29日(金曜日)の株価終値が重要な意味を持ちます。各銘柄について8月29日の株価終値を掲載し、それを基に投資指標などを計算するからです。この日の日経平均株価は1万3072.87円で引けました。前号(夏号)の基準日である5月末の日経平均(1万4338.54円)よりも8.8%低い水準です。
相場全体が下がったわけですから、個々の銘柄を見ても、やはり前号より値下がりした銘柄が多い。大幅下落も目に付きます。思いつくままに挙げると、東レ(3402)=691円(5月末)→484円(8月末)、日本ガイシ(5333)=1927円→1324円、コマツ(6301)=3340円→2315円、東芝(6502)=929円→614円……。各社それぞれに株価が下げる理由があるのでしょうが、いずれも少し前まで株式市場で注目を集めていた有力企業です。株式というものは本当に値動きが激しい金融商品であることをまたまた認識させられました。
問題は今後どうなるかですが、これを読むのは非常に難しい。世界的な景気後退や金融不安の流れがなお強いとすれば、日本株も一段安になる可能性があります(ちなみに今年の日経平均の年初来安値は3月17日の1万1787.51円です)。しかし、PER(株価収益率)などの投資指標から考えると今が底値圏のような気もします。過去の例を見ると株価が下がることが多い9月。ここを無難に乗り切って、相場の雰囲気が明るくなることを願うばかりです。(編集長・Y)
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