最近の株価の下落ぶりには驚かされます。現在書店に出ている『日経会社情報2008秋号』には8月末の株価や、それを基に算出した投資指標が載っているのですが、その時点の日経平均株価は1万3072円。一方、10月3日の終値は約3年4カ月ぶりの1万1000円割れ。半月ちょっとの間で2000円以上も値下がりしました。
「大きく値下がりした時こそ好機」とよく言われ、下落時に逆バリで挑む人は少なくありませんが、今回は慎重にならざるを得ないかもしれません。何しろ国内外の金融情勢があまりに不透明ですからね。
前にも書きましたが、どんなに配当利回りが高くなっても、PER(株価収益率)が低くなっても、買い手がいないと株価は上がりません。07年度の日本の株式市場での売買シェアが6割超だった外国人投資家もリスクが取りにくい状態。新規投資の余力がなく、手持ちの有力銘柄をばっさばっさと売っているイメージです。
ただし、日経平均株価がゼロになることはありません。どこかでターニングポイントが来ます。それが1万500円か1万円か9500円かは分かりませんが、「いくら何でも安すぎる」と考えて、買い出動する投資家が相次ぐ局面がいずれ到来するはずです。『日経会社情報』のデータをチェックしながら割安株を探すなど、まともに銘柄選びに取り組めるような相場環境が一日も早く訪れることを願うばかりです。(編集長・Y)
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