12月半ばの『日経会社情報2009新春号』発行に向けて連日深夜まで編集作業に取り組んでいます。そこで思い知らされるのは今期の企業業績の落ち込みぶり。下方修正、減益、赤字転落といった言葉のオンパレードです。新聞、雑誌、テレビなどのニュースで既に十分に認識していることとはいえ、これでもかこれでもかと現れる厳しい業績データや記者コメントを見ていくと気分が重くなります。
もっとも、業績が急速に悪化しているから、今後の株価がどんどん下げ続けるとは限りません。現に最近の株式相場は値動きこそ荒いですが、下値では買いが入っています。投資家の不安感が強い状況でも、一方的に値下がりしていく恐れは薄らいでいるように思われます。
株価は実体経済や企業業績の変化を先取りして動くもの。今の株価はどこまで経済や業績の悪化を織り込んだのかが重要なポイントです。7000円~8000円台の日経平均株価を見て「怖いけど、チャンスかもしれない」と思う投資家は少なくないでしょう。あるいは6000円台になったら買い出動するつもりの人もいるはずです。
過去の株価と比べた「値ごろ感」で安易に資金を投じるのは危険ですが、独自に「割安銘柄」をリストアップしておくのには良い時期かもしれません。『日経会社情報2009新春号』を見ても、今年の年初~夏ごろと比べて驚くほど株価が安くなった銘柄がゴロゴロあります。超有名企業も例外ではありません。いま投資を実行する気はなくても、銘柄ウオッチを常に続けておく姿勢が大切だと思います。(編集長・Y)
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