1月7日の日経夕刊1面に「今期に売上高と経常利益を2ケタ増やし、かつ最高益を更新する見通しの企業を調べたところ、184社にのぼることがわかった」という記事が出ていました。「小売りを中心とした内需関連企業が健闘しているのが特徴だ」とありました。
『日経会社情報・2009新春号』の編集作業をしていても、業績予想が下方修正だらけの状況下で収益を伸ばしている企業がいくつか目にとまりました。昨年暮れにBSジャパンの投資情報番組『マーケット・ウィナーズ』に出演した際に、司会者に依頼されて、収益好調が印象に残る銘柄を3つ挙げました。良品計画、メガネトップ、ニトリだったと記憶しています。いずれも小売り銘柄です。
もっとも、これらが株価上昇が期待できる有望銘柄かどうかは判断が難しいところです。好調は既に株価に織り込まれている可能性があるし、今後も収益の拡大が続くかどうかも考える必要があります。株式相場全体の下落に引きずられて値下がりする展開も考えられます。
ただ、好業績の背景には、各社が提供する商品やサービスに対する多くの消費者の支持があること確かでしょう。今のような経済情勢の下では、並みのレベルの商品・サービスでは収益を伸ばせないと思います。これらの企業に投資家としてアプローチするよりも、消費者としてアプローチする方が、現状では何らかの成果を上げられる確率が高いかもしれません。店舗を利用してみて今後も有望だと感じれば、投資対象として分析してみるのも一案です。
株式投資に、ビジネスに、就職活動に役立つ『日経会社情報』ですが、「ショッピングにも役立つ」こともPRしたいと思います。(編集長・Y)


